【孤独死+ゴミ屋敷】特殊清掃が必要になった本当に過酷な現場の記録
- 特殊清掃本舗

- 2月9日
- 読了時間: 3分
「孤独死の部屋と聞いて覚悟はしていたが、扉を開けた瞬間、想像を超えていた」
今回ご依頼いただいたのは、長期間発見されなかった孤独死に加え、
生活ゴミが部屋一面に堆積したゴミ屋敷状態のワンルームでした。
室内は足の踏み場がなく、
• コンビニ弁当の容器・ペットボトル・衣類が天井近くまで堆積
• 腐敗臭と生活臭が混ざった強烈な臭気
• 体液がゴミ・床・壁・下地まで浸透
• ウジ・ゴキブリなど害虫の大量発生
• 窓は閉め切られ、空気が完全に淀んだ状態
孤独死だけでも特殊清掃は必須ですが、
そこにゴミ屋敷が加わると、作業難易度と費用は一気に跳ね上がります。
作業内容|「清掃」ではなく「完全リセット」
このような現場では、通常の清掃業者では対応できません。
実際に行った作業は以下の通りです。
• ゴミ・残置物の分別撤去(可燃・不燃・危険物)
• 汚染ゴミ・床材の切り離し撤去
• 体液・腐敗物の除去および徹底消毒
• 害虫駆除(複数回)
• 床下・壁内部への薬剤処理
• 高濃度オゾン脱臭(数日間)
• 消臭・除菌コーティング
「片付け」や「掃除」というレベルではなく、
住める状態に戻すための復旧作業です。
【孤独死×ゴミ屋敷】実際の金額内訳(1K・約20㎡)
今回の現場での見積もり例はこちらです。
作業内容
金額(税別)
孤独死特殊清掃(体液・腐敗物除去)
150,000円
ゴミ屋敷片付け・分別撤去
120,000円
汚染ゴミ・特殊廃棄物処分費
70,000円
害虫駆除(2回)
40,000円
床材・巾木 解体撤去
60,000円
消毒・除菌作業
35,000円
オゾン脱臭(4日間)
120,000円
消臭・除菌コーティング
40,000円
合計
635,000円前
※状態によっては80万〜100万円を超えるケースもあります。
孤独死+ゴミ屋敷の場合、費用が高くなる理由は明確です。
• ゴミの量が多く、分別・搬出に人手と時間がかかる
• 腐敗が進み、床下・壁内部まで汚染が及ぶ
• 害虫が繁殖し、複数回の駆除が必要
• 脱臭が1日では終わらない
特に臭いは表面清掃だけでは絶対に取れません。
よくある誤解|「ゴミを捨てれば何とかなる?」
結論から言うと、なりません。
• ゴミ撤去後も臭いが残る
• 床や壁に菌が残留する
• 近隣からの苦情が止まらない
その結果、
「安く済ませたつもりが、結局やり直しで倍かかった」
というケースも非常に多いです。
孤独死・ゴミ屋敷は“早期対応”が費用を抑える
発見が1日遅れるだけで、
• 臭いの浸透
• 汚染範囲
• 必要な作業工程
すべてが増え、費用も跳ね上がります。
最後に|誰の責任でもありません
孤独死やゴミ屋敷は、
家族・大家・管理会社、誰かが悪いわけではないケースがほとんどです。
精神的に辛い状況だからこそ、
現場を見ずに、まず相談だけでもしてください。



